日本語ドメインを使用したSEOは固有名詞以外は有効!

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前回のEMDアップデートで説明で、日本語ドメインの多くのサイトが、大きく下降したことを説明しました。

では、日本語ドメインのSEO効果は消滅したのでしょうか?

結論から述べれば、商標登録された有名ブランド名などの日本語ドメインのSEOは、EMDアップデートでほぼ不可能になりました。固有名詞でのSEOも、同様にEMDアップデート対象になれば、SEO効果は得られません。

 

EMDアップデートのロジック

EMDアップデートとは、どのようなロジックでグーグル内のデータに対してペナルティを加えているのでしょうか?

日本語ドメインに限らず、すべての言語のドメインに共通に言えることは、キーワードの完全一致ドメイン、部分一致ドメインは、グーグルの基幹評価システム上、優位にあることは変りません。このロジックに変更は加えられておりません。

グーグルがおこなう、通常評価の段階では、依然として、上位表示されるだけのスコアを出しています。

EMDアップデートのその評価結果に対して、キーワードの完全一致ドメイン、部分一致ドメインに、後付(通常処理とは異なるバッチ処理のようなかたち)でペナルティを加えています。

つまり、EMDアップデートの処理が外されれば、日本語ドメインは、以前と同様に強いSEO効果を得られます。

 

EMDアップデートは今後も続けれるのか?

答えは、Yesです。ドメインにキーワードを含めるということは、そのサイトは、そのキーワードのことを主に扱っているサイトですという、最も強い意思表示です。タイトルタグや、アンカーテキストよりも、はるかに重要なメッセージです。

グーグルは、当然それを重視します。

重視する以上、その評価の仕組みを利用したSEOがはびこるのは、当然です。このため、EMDアップデートは今後も続けられます。

つまり、EMDアップデート対象のキーワードを含むドメインを利用したSEOは、通用しなくなりました。

 

EMDアップデートの対象にならないケース

日本語ドメインの全てが、EMDアップデートの対象になっているわけではありません。商標登録されているブランド名などが、主にEMDアップデートの対象です。

では、どのようなケースなら、EMDアップデートの対象にならないのでしょう。

例えば、消費者金融 のように 消費者 + 金融 の2つの名詞で構成されている単語は、EMDアップデートの対象にはなりません。

キャッシングのように、一般的に良く使われる動詞(日本語では名詞扱いの可能性もあります)も、EMDアップデートの対象にはなりません。

動詞も副詞、形容詞なども同様です。

固有名詞はEMDアップデートの対象になるものもありますので、試してみるしか確認の方法はありません。

面白いものでは、プロアクティブ も問題ありません。これは、グーグルが、プロアクティブを、プロ と アクティブ という別々の単語で認識をしているものと考えれます。

グーグルはこのような単語データをどこに蓄積しているかというと、レキシコン(LEXICON)というマスターデータに登録しています。その属性情報として、別テーブルに、商標登録であるといったような情報を保持しており、EMDアップデートの対象、非対象を判断しているものと考えれます。

日本語ドメイン(品詞別) EMDアップデートペナルティ対象表
品詞 EMDアップデート SEO効果
固有名詞 (登録商標) 対象 なし
固有名詞 基本的には対象
一部例外あり
なし
(例外のみ有)
名詞 対象外
動詞 対象外
形容詞 対象外
副詞 対象外

 

SEO効果

日本語ドメイン(単語・品詞別) EMDアップデートペナルティ対象表
単語 品詞 EMDアップデート
消費者金融 名詞 + 名詞
消費者 + 金融
対象外
キャッシング 動詞(名詞の可能性あり)
キャッシング
対象外
プロアクティブ 名詞 + 動詞
プロ + アクティブ
対象外
ルイヴィトン 固有名詞(登録商標)
ルイヴィトン
対象 なし
ルイ・ヴィトン 上同。グーグルでは、「・」を挟んだ名詞は、「・」を除いたケースと同様に扱います。

 

日本語ドメインで上位表示されているキーワードを調査しています。

キャッシングは日本語ドメイン強いですね。1位、2位と2つ入っています。プロアクティブも2位に上昇。消費者金融は変らずです。

キャッシング 事例1 2013/03/08 クリックで画像が拡大されます。
0308.キャッシング.01

キャッシング 事例2 2013/03/08 クリックで画像が拡大されます。
0308.キャッシング.02

消費者金融 事例 2013/03/08 クリックで画像が拡大されます。
0308.消費者金融.01

プロアクティブ 事例 2013/03/08 クリックで画像が拡大されます。
0308.プロアクティブ.01

 

EMDアップデートのペナルティ解除

EMDアップデート対象で、完全に圏外へ飛ばされた国際商標登録を使用した日本語ドメインの急上昇を確認しました。上昇開始日は3月7日から始まり、複数のドメインで確認されています。

商標登録のEMDアップデートが解除された事例1 2013/03/09 クリックで画像が拡大されます。
0309.sample.01

2012/10月直前に1ページ目から圏外へ落ちて、3/8に1ページ目に戻ってきているのが確認できます。
 

商標登録のEMDアップデートが解除された事例2 2013/03/09 クリックで画像が拡大されます。
0309.sample.02

2012/10月中旬に1ページ目から圏外へ落ちて、3/8に2ページ目上位に戻ってきているのが確認できます。
 

関連ページ
日本語ドメインを用いたSEOのペナルティ EMDアップデート